2011年08月06日

夏の香落渓

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 子ども支援グループ「リヨン」の皆さんの、夏の企画を訪ねてきました。恒例となった、香落渓でのイカダを使った子どもたちの川下り。最近は、自然の中で遊ぶ機会の少なくなった子どもたちには、最高の時間になったようです。今夏は、過去最高の40人近くの子どもたちの参加があり、子どもたちの歓声が渓谷に響いていました。

 香落渓と言えば、県道名張曽爾線が落石による災害復旧工事が続いています。以前にも書いたように、柱状節理の奇岩は、観る分にはいいのですが、割れ落ちやすく、管理泣かせの道路です。ご迷惑をおかけしますが、ご辛抱を。それと、本来、観光の目玉であったはずの奇岩が、樹木の成長によって隠れてしまい、見応えがなくなっている点も気になっています。安全上の問題や、所有権の問題等はありますが、一部だけでも景観を復活させられないものでしょうか。イイ知恵があれば、教えてください!

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2011年07月30日

指紋が・・・  NO.786

 昨夜の名張川納涼花火大会、いかがでしたか。時折、にわか雨に襲われ、見物客が退散する場面もあり、土曜日に大会日(従来は24日開催)を移した効果が半減したのではと思うところもありますが、なにはともあれ、無事最後まで挙行できたことはよかったです。

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 さて、きのうは三重県の子ども局がプランニングした「わくわく!チャレンジタウン」を見に伊賀市のゆめドームまで行ってきました。名張市内の子どもたちも、たくさん参加するとのことで、引率!?ということではありませんが、のぞいてきました。

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入口を入ると、手作りで自分の名刺をつくり、地元伊賀市内の企業の皆さんの協力による「仕事の体験」ブースを、子どもたち自身が求人票?を見ながらまわります。まずは名刺交換から始まり、大人たちから、仕事のやり方を教えてもらい、体験していきます。証券会社で投資のしくみを学んだり、美容店でヘアスタイルを作ったり、大工さんになって木工品をつくったりと、なかなか楽しそうです。教えてくれるスタッフは、プロフェショナルな人たちばかりですから、どのコーナーも本格的?です。あいさつの仕方や大きな声で呼び込みをしたりする練習も。

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以前の同業者、伊賀のケーブルテレビの皆さん(ICT)は、スタジオ収録の体験コーナーを。

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我らが「三重県警」も、伊賀警察署が出店!? 指紋の鑑識体験コーナーも。ドラマ「相棒」の鑑識役になった気分で、ワタシもチョットやってみたかった・・・

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名刺交換では、鈴木知事が人気。子どもたちに囲まれて、質問攻めに。議会での議員の追及より厳しいかも。

 さて、イベントとしてはナカナカ面白い企画かなと思いました。昨年の津会場に続いて2回目の開催だそうですが。「子ども版動くハローワーク」、「13歳のハローワーク実写版」というところでしょうか。職業観のなかなか持てない、というか、みにつけてもらう機会のない、今の子どもたちには、いい体験になると感じました。しかし、イベントはやはり一過性のもの。それぞれの年代の教育の中で、いかに地道な取り組みが出来るかということが重要です。今回のイベントが、協力いただいた企業の皆さんとの常日頃の協力関係につながっていくことを期待いたします。

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2011年06月12日

待てない! NO.773

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 NPO法人「すりーはーと」の皆さんが、名張養護学園、富貴の森保育園の園児たちと一緒に、たまねぎの収穫とさつまいもの苗付けを、市内美旗中村にある「すりーはーと ファーム」で行うというので、一緒に参加してきました。「すりーはーと」さんは、市内で環境保全・再生に熱心に取り組んでいるグループですが、毎年、子どもたちへの食育の一環として、この取り組みを続けられています。たまねぎ、たくさん採れましたよ。

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たまねぎの収穫のあとは、さつまいもの苗付け作業に。ひとつ一つ丁寧に植えていきます。

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ワタシも、苗付けのお手伝いを。実は、初めての経験だったので、不器用なワタシにできるかどうか不安でしたが、なんとか作業を完了!

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きれいに苗付けが終わりました。あとは、収穫を待つのみ。10月頃には、大きなさつまいもが採れる見込み。でも、早く食べてみたいもの。待てないなあ〜

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2010年08月01日

葉月ですね  NO.731

 葉月ですね。 8月になりました。猛暑で、月がかわったことも気づきませんでしたね。大人も子どもも、夏休みをもらって一息いれたいところ。皆さんの予定はいかがですか?

 大阪の2児の遺棄事件は、なんともやるせません。一時は、自分の子どもへの深い愛情があったことが自らのブログからは感じられるのに、どうして変わってしまったのでしょうか。何が彼女の人生を変えてしまったのでしょうか。やるせない気持ちになります。

 今回も、児童相談所は虐待情報を受けながら子どもたちを救うことが出来ませんでした。鈴鹿市の事案もそうですが、何かシステム的な変革が必要だという声を聞きます。現在、三重県議会の条例検討会(過去の議提条例の検証を行っています。残念ながらワタシはメンバーではありませんが)で、ちょうどこの虐待条例の検証がテーマになっています。幼い命が今後決して犠牲になることのないよう、十分な対策を議論してほしいと思います。

 明るい、というか希望の持てるニュースをひとつ。8月6日の広島平和式典に、ルース駐日大使が初めて出席することとなりましたね。やっぱりオバマの政治スタンスの影響でしょうか。一歩一歩、ひとつひとつ、平和を求める心が全世界に広がっていくといいですね。みんで願えばかないます。

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2010年07月24日

久しぶりの香落渓  NO.727

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 今日は、朝から久しぶりに香落渓に行ってきました。子どもたちをもっと自然の中で遊ばせたい、学ばせたいと、百合が丘を中心に活動している子ども支援ボランティアグループ「リヨン」の皆さんが、渓谷内で子どもたちに川遊びを体験させる催しをするというので、その様子を見学に。渓谷内は、まちなかより随分涼しいとはいうものの、朝からの猛暑で気温は鰻登り。そんな中での川遊びということもあって、子どもたちは大喜びでした。澄んだ空気に澄み切った川の水。切り立った渓谷に響く子どもたちの歓声。昔はごく自然にあった夏の風景に、なにか懐かしさをおぼえたのはワタシだけでしょうか。

 こんな風景を大切にしたいと思いますが、しかし、ここ香落渓も、観光地としては非常に課題の多いところ。観光ルートである県道名張曽爾線は落石の危険箇所が多く、たえず災害防止工事に追われています。観光の目玉である奇岩、柱状節理は、見た目の通りもろいところがあり、管理面では大変苦労が絶えません。また、植林も含め、木が昔と比べ大きく育ち、岩肌が隠れてしまったところが多くなり、見応えも落ちているように感じます。自然を守る、自然を残すことの難しさを痛感する景勝地です。

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2010年06月18日

イケメンよりはイクメン NO.721

 梅雨に入ってしまいましたね。よく降ります。雨も必要なのはわかりますが、荷物をもっての車の乗り降りなど、やっかいだな感じることが多い今日このごろ。そんなワタシの今日のカーライフのお供は、ABCの「The Lexicon Of Love」。ズット探していたのですが、遂にとあるCD中古店で見つけました。ABCはバンド名です。某チェーン店ではありません。ダンスミュージックというか、ディスコミュージックというか、とにかく80年代に一世を風靡したUKバンドです。ヒット曲、「ルック・オブ・ラブ」は、今聴いても新鮮で切ない気分にさせられます。

 参議院選挙に向けて民主党のマニフェストが発表されましたね。まだ、充分読みきれていないのですが・・・。取り急ぎご案内を →民主党の政権政策 Manifesuto2010

 子育てを前向きに楽しむ男性を「イクメン」と呼ぶそうな。そんなイクメンたちが自らの体験を紹介するイベントの話が、今朝の新聞(朝日)に紹介されていた。なかなかエー感じですね。子ども手当もいいけれど、やっぱりワタシは生き方の問題だと思う。以前にも書きましたが、アンケートをすれば子育てにお金がかかるから云々とみんな答えるけれど、その根幹には結婚や子育てに魅力を感じていないからだと思う。ライフスタイルの問題だと思う。「イクメン」、応援していきましょう。ワタシ?「イケメン」には、ちょっと?キョリがあるし、「イクメン」は、もう無理ですね、年齢的に。マゴ!?それもありかあ〜

 ちなみに、厚生労働省の「イクメン・プロジェクト」のHPがきのう立ち上がっています
  → 育てる男が、家族を変える。社会が動く。

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2009年09月13日

少子化対策は難しい!?  NO.667

 部屋に流れ込む風が、すごくさわやかで気持ちのいい一日でした。エコに反して、エアコン大好きのワタシですが、今日は事務所も換気扇をまわすだけで過ごせましたね。そんなワタシの今日のカーライフのお供は、珍しくカ−FM。久しぶりに、バッド・フィンガーの「ウィザウト・ユー」が流れてきました。「ウィザウト・ユー」と言えば、ネッチリ、モッチリ、チャゲ・アスばりのボーカル、‘ニルソン’が有名ですが、原曲は彼らバッド・フィンガーの作品です。確か、シングル「明日の風」のB面ではなかったか(当時、4つ上の姉が持っていました。ビートルズの弟分でしたね)。ニルソンに比べて非常に淡泊なアレンジですが、これもまたいいかも。   
 I can’t live if living is without you 単純ですが、胸にしみる歌詞です。あなたにとって、そんな人は誰?・・・

 28日の一般質問のネタ探しに、新聞のスクラップを読みあさっていると、読み過ごしていた記事に考えさせられるものが。「少子化対策はやめよう」とうタイトルが付いた東京大准教授の赤川学さんの少し前の寄稿。氏の説明では、50年先に最も希望的な見方で、出生率は1.55にまで回復する可能性があるが、それでも出生数は106.5万人から67.5万人に減少するという。女性の数が少ないためで、率が劇的に回復しても生まれる子どもは4割減る。子育て支援や男女共同参画、ワーク・ライフ・バランスは重要だが、いい加減に少子化対策という言葉は使わず、人口減少、高齢化、経済活動の縮小を前提とした社会をつくるべきという。また、北海道大准教授の吉田徹さんは、労働力維持のための少子化対策、子育て支援は本末転倒。「産みたい人だけでなく、人生の選択肢として‘産んだ’人を行政が支援するという市民権と分かちがたく結びついた福祉国家の在り方」と述べている。さて、民主党の施策はどう展開されていきますか・・・。

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☆9/13 名張ダンススポーツ愛好会主催のダンスパーティー(アスピア)

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2007年01月10日

パパも産む!?        NO.150

 今日は、連合三重の「新春旗びらき」が津都ホテルで行われ、出席をした。4月の県議選をともに闘うわが会派「新政みえ」の現職議員と会派が支援する新人候補26人が勢ぞろい。働く仲間のみなさんと思いを共有するとともに、4月には互いに勝ち上がってくることを誓いあった。

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 現在の県議会の定数は、51議席。単独で過半数を制するには最低でも26議席が必要となる。あと数名の候補者擁立が進められている模様。この4年間も、わが会派「新政みえ」が最大会派であり続けたわけですが、民主系の会派が議会で最大会派を保っているのは非常に希少なこと。三重県はやっぱりスゴイところだ。議員はやはり議会の中で、自分の思いを最大公約数の声にしていかないと政策実現がむずかしい。そういう意味では、所属する会派が最大会派であることは非常に大きなことだ。政策実現のためにも、自分の議席は何があっても死守していかなくてはならない。

 さて、先日、成人式に関連して、自分の子育て体験の話を書いたが、新聞を整理していると素敵な記事を見つけた。中日新聞三重版の連載で、「パパも産む『育児が楽しい』新人類」(1/6)というのがあった。「今は積極的に父親がお産に参加し、ほとんどが立会い出産を望む」と書いてある。実際そうだとするならば、とってもうれしいことだ。さらに、「病院や自治体が開くパパ講座が盛んだ」とも。そして、妻の出産に伴い、病院の入退院や付き添いに休暇を認める「配偶者出産休暇制度」を多くの若い男性が望んでいると言う。こういう制度は、是非とも企業の中で広がってほしい。「仕事ができる男性は、子育ても上手!」なんて言われる時代にしたい。

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2007年01月08日

お陰様で成人式        NO.148

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※きのうの成人式から

 きのうは、成人式。私事ですが、ワタシの子どもも、お陰様で成人式を迎えることができました。地元名張市の成人式に出席し、会場内の二十歳のみなさんを眺めながら、この子たちも、みんなちょうど20年前、自分の子どもと同じように、この世に生を受けたんだなと感慨深かった。

 昨年の後半は、いじめや自殺、虐待が大きな話題として取り上げられたが、この子たちはどうなんだろう。わずか、20年ではあっても、もうすでにその歩みには、いろんな違いが出ていることだろうと思う。場合によっては、この世に誕生する時点で、環境や生い立ち、いろいろとハンディがあった子もいたかも知れない。

 自分の子どもの誕生を思い出すと、一番自分にとって大きかったのは、その誕生の瞬間に立ち会ったことだ。当時は、それが流行?になっていたこともあったと思うが、最近はどうなんだろう。自分にとっては、貴重な体験だった。(今から思えば、すり傷の血を見るだけで青くなるタイプなのに、よく立ち会ったものだと思う。)

 妻も、自分も安産の予感がしていたので、落ち着いていたつもりだったが、さすがに産まれる瞬間だけはビビった。子どもの心音が、産道を通過し、もう間もなく外へというピーク時には、あぶなっかしいくらいに早くなり、こちらの心臓までバクバクした。母親の産みの苦しみはもちろん、赤ちゃんも産まれる苦しみ?を乗り越えてこの世に出てくる。今でも、その心音を示す電子音は耳に残っている。子どもの頭が少し見えた時には、何やらほっとした気がした。そして、産まれると同時に、へその緒を切らせてもらった。

 母親は、「お腹をいためた子」というだけあって、子どもとのつながりは自然と強いが、父親は、自ら「お腹をいためる」ことはないだけに、そういうつながりは弱い。でも、自分にとっては、出産に立ち会ったことで、妻の産みの苦しみを共有できたような気がするし、産まれた瞬間から、子どもとの関係が始まったという思いがある。それは、ある意味、この20年間、「お前が産まれようとしたその瞬間を俺は知っているぞ」という思いが生き続けていて、「しっかり育ててあげたい」という思いや「万が一、道を間違うようなことがあれば、タダでは済まさないぞ」という思いにもなっていた気がする。

 これから、子どもを産み育てる若い人たちには、是非、そういう思いを持ってほしいと思う。今は今のスタイルがあると思うので、どういう形がいいのかわかりませんが。でも、そうした体験は、きっと将来、子どもとの関係において、何か違うものがあると思うのですが。特に、父親にとって。

 

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2006年12月03日

さぶ〜 {{(>_<)}}    NO.120

 寒くなりましたあ〜!!というか、今までが暖かすぎー!ということなのでしょう。本日は、箕曲文化祭(箕曲小学校)〜菊友会さん主催の名張菊花展表彰式〜市内のソフトボールのリーグを主催されている「わくわくクラブ」さんの納会に出席。あと、夜はまた、選挙がらみの会合がある。

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※箕曲文化祭(箕曲小学校にて)

 世間の気候も寒いけど、1日に閣議決定された「少子化社会白書」に書かれている、日本の父親の育児参加の低さも、相変わらずお寒い状況だ。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」などと相変わらずズレたことを考えている日本人は57%もいる。ちなみに、アメリカは43%、スウェーデンは9%。6歳未満児のいる男女の育児・家事にかける時間は、日本の場合、女性が7時間41分に対し、男性は48分。ちなみに、アメリカは、6時間21分対3時間26分、スウェーデンは5時間29分対3時間21分という男女比だ。(朝日新聞より)

 つい先日の一般質問でも、男女共同参画や次世代育成に関わって企業の社会的責任について訴えたところだった。こんな数字の状況で、少子化なんぞ解決されるはずがない。いい加減に、働き方のあり方や考え方を変えないと日本は大変なことになる。今の若い世代の人たちには、充分に子育てを楽しんでもらいたいし、そのために、男女共同参画なんて難しいことは言わないから、愛し合ってる二人で、その二人とその未来の子どもたちのために、どういう生活の仕方、ライフスタイル、協力の仕方がいいのか、じっくりと話し合ってほしいと思う。(もちろん、職場や企業側の問題の方が大きいかも知れませんが)

 「男は外で仕事、女は家庭を守る」なんてことが、日本や日本人の伝統などと信じている人が未だに若い人の中にもいるようだ。それは、ほんのここ百年ほど、明治以降の話。農耕民族であった日本人は、大昔から、男女に関わらず、家族みんなで、田畑に出て働いていた。本来の日本人に戻りましょう。(というお話は、以前、日本政策投資銀行の藻谷氏からお聞きしたネタですが。説得力あるでしょう)

 

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2006年08月21日

少子化は止まる!?

 以前、地球温暖化と少子化は止まらないと無責任にも書いたわけですが、今日の夜のネットニュースで「6年ぶり出生数増加!」の見出し。おおっ!底なし沼のはずが、底に足がついていたのか!? 意外な展開だ。回復を素直に喜ぶべきか。自分の見通し違いを悲しむべきか。複雑な心境・・・。

 厚生労働省のコメントでは、「景気回復によって雇用が増え、それに引っ張られて結婚数が増えた。同様に人口中絶も減った。その結果出生数も増加したのでは」とのこと。ホンマかいな?半信半疑ではあるが、数字の増加は事実の模様。06年の合計特殊出生率も9年ぶりに上昇か、との期待もあるようだ。今後の推移に注目!でんな。

 関連して、三重県内の企業や地域の団体が連携して、子育てに優しい地域社会づくりに取り組む子育て応援ネットワーク 『みえ次世代ネット』がHP上で公開された。三重県が進める次世代育成支援の総合的な窓口にもなるようだ。地域密着の情報が提供されることを大いに期待したい。(ネットワークの企業会員に、地元名張の企業が見当たらないのが、ちょいと淋しいが・・・)。

投稿者 boss_blog : 23:02 | コメント (0)

2006年07月23日

男性の男性による男性のための・・・!?

 梅雨がアケマヘン!どうやら、明日の名張川納涼花火大会も順延か?・・・準備をしてきたスタッフのみなさんは、大変やねえ−、ホントご苦労様です。例年梅雨明けが20日前後なんで、24日の花火は、梅雨明け早々の真夏の祭典という雰囲気なのに、今年は異常やね。テルテルぼうずさん、たのんまっせ!

 今日は、三重県とアイリスネットワーク主催の「三重県男女共同参画社会づくり研修会」(津)、並びに地元での「NPO法人らいふ」さんの設立記念パーティーに参加。先の、アイリストップセミナーは、毎年極力参加をしている。「男女共同参画社会づくり」は、「平和」と並んでワタシのライフワークの一つであり、ワタシの5つの公約の一つ「女性や高齢者がいつでも、能力を発揮できる“生涯現役”システムづくりを進める」にも関わるものだ。

 今日のセミナーの目玉は、猪口邦子 少子化・男女共同参画担当大臣(やけに長い!)の講演だ。党派は別として、男女共同参画社会づくりを敢然と看板に掲げ、国が積極的に取り組む姿勢を示していることは大いに評価したいし、猪口大臣にもがんばっては欲しいところ。様々な形の積極的な施策提案は、されたものの、予想どおりというか、予算対応のメドも立てずに何をはしゃいでやっているかと、男性閣僚の冷ややかな目線もあったりして、少し応援したい気分でもある。(服装センスも含め、ちょっとケッテイなおばちゃまやけどね〜)

 約1時間の講演は、あまり目新しいネタもなく、学者風の淡々とした説明が続いた。もう少し、具体的な訴え掛けが欲しかったが、まあ、個々それぞれ温度差の大きな話題だけに、仕方のないところか。ジェンダーの言葉の問題から逃げず、「社会的性別」という訳できちんと意味づけし、性別による固定的役割分担が社会的に作られたものであることを意識していくことから始めようという話は評価できる。

 男女共同参画については、04年11月に、ワタシなりに議会で一般質問している。

 議会の動画記録平成16年第4回定例会分で見てもらうことができる。

 このときにも話したが、男女共同参画をさらに進めるには、一つ目のキーワードは「男性側の意識改革」、二つ目のキーワードは「企業の取り組み」、この二つに尽きる。そして、その先には、日本人の働き方のあり方を大きく転換しないとダメ!!「男性側の意識改革」は、啓発以外にない。「男女共同参画」というと、女性ばかりが集まるような研修会が多いが(実際男性が参加してくれないというのが現実だが)、それでは男性側の啓発が進まない。男性の男性による男性のための啓発セミナーがあってもいいくらいだ(あまり行きたくない??)。

 行政においても、「男女共同参画」の担当管理職は女性が多い。これは、やめてほしい。そんな安易な人事はすべきでない。有能な女性職員は、有効に使ってほしい。「男女共同参画」の担当管理職は、男性にすべき。そして、毎年でも、入れ替えて、できるだけ多くの男性管理職に、、「男女共同参画」の概念をたたき込むべし!そうすれば、少しは職場の意識改革も自然に進む。

 企業の取り組みについては、「男女共同参画」に積極的に取り組む企業にインセンティブをということで、入札参加の格付け評価に、その取り組み加算を設けている自治体がある事例をその時紹介したが、国もようやく積極的に実施の方向で検討が進んでいるようだし、実践する自治体も随分増えてきた。できれば、三重県や名張市も先進的に取り組んでほしいところ。ホンマたのんます!

 

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2006年07月16日

主夫になれなかった!?

 今日は、ここんとこ議会や視察、勉強会が続き、たまりにたまった事務処理に追われた一日。間をぬって、いつもお世話になっている名張高校の稲森伸治先生とその仲間のみなさんの作品展「素景展2006」を松崎町のギャラリー楽へ、地元出身の落語家、桂三弥さんの「藤堂高吉ばなし第2弾」を藤堂家邸へと見に行く。

 ギャラリー楽では、残念ながら、稲森先生がいらっしゃらず、一緒に作品展示されている中司さんと柳川さんが、迎えてくれた。稲森先生と柳川さんは絵画、中司さんは写真の展示、今回が2回目の開催である。ギャラリー楽は、洋服店を経営されていた井上トシさん(今日はお会いできませんでした)が、空き店舗になったお店を「名張シンクス」の山下さんと連携をとりながら、こうした作品展等に開放していただいている。さびれがちだった旧町に、大きなインパクトを与えてくれている。17日までやってますので、ぜひ、みなさんお立ち寄りを!市内の風景がモチーフになっているので、いろいろと楽しめますよ!

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 と、本日閉店!といきたいところですが、いやいや、きのうの宿題がありましたよ〜。地球温暖化と少子化の件。とりあえず、今日は少子化をお題に。この1〜2年、県議会の中でも、この問題の議論がマジ多かった。一昨年の環境森林健康福祉常任委員会、昨年の次世代育成特別委員会などで、ず〜と議論してきた。一昨年は、少子化対策の提言をまとめ知事に提出、昨年は少子化対策についての議会決議まで行ったわけですが、どうもその中身には満足できない。

 子育てにお金がかかるのは事実だけど(子どもをたくさん持たない理由をアンケートで尋ねると大抵、お金がかかるからという答えが一番多い)、単純に、それを受けて、子育て費用の軽減措置だ!減税だ!教育費無料だ!の声が合唱される。あげくに、晩婚・未婚化が進んでいるのも大きな一因と聞くと、結婚相談所の支援だ!愛のキューピット作戦だ!と、国までが叫んでいる始末。でも、お金が与えられたら、子づくりに励む!?・・・とは、チト大きな勘違いなのではと思う。今の若い人たちは、確かに、子どもをたくさん持たない理由に、経済的余裕がないことを、晩婚・未婚の理由に、適当ないい人に巡り会わないことをあげるけれど、その奥には、結婚や子育てに魅力を感じていないことが大きいはず。

 これを解消するためには、結婚や子育てに魅力を感じる新しいライフ・スタイルを提言することの方が重要だと思う。洋楽好きのワタシが、高校生の時、最もショックを受けたのは、大好きだったジョン・レノン(元ビートルズ)が、突然音楽活動を無期限(実際は6年間ほどだったかな?)に休止して、子育てに専念する、今日からオレは主夫だ!といって消えてしまったこと。いやあ〜カッコイイ!!と思ったねえ−。自分も、そんな生き方がしてみたい、これが新しい時代の生き方だ〜と。

 でも、実際自分が大人になって、就職して、結婚して、さあ子どもが生まれた、という時、そんな生き方ができる環境に周りはなかった。今でも、男性が育児休業を取るのはなかなか難しい。本当に、この社会が少子化を止めようというのであれば、企業も家庭も地域も、真剣に働き方のあり方をl考え直さなきゃダメだと思う。でもそれができるかなあ−この日本社会が・・・。まっ、それを変えていくのも自分の仕事であるわけですが。

投稿者 boss_blog : 23:00 | コメント (0)