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2008年04月07日

12万7千人         NO.458

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※百合が丘小学校入学式

 今日は、市内の小学校、中学校の入学式。小学校は、住所地の百合が丘小学校へ、中学校は、ワタシの母校、名張中学校にお邪魔をした。百合が丘小学校も、子どもが通っていたころは、1学年100人以上の規模だったと記憶しているが、随分と少なくなって、81人3クラスに。まあ、大規模学校であるよりは、子どもたちにはいいかも。母校、名張中学校では、久しぶりに校歌を歌う。時間がたっていても、覚えているもので、懐かしく思えた。

 夜、テレビをつけると、NHKスペシャルで不登校の子どもたちと、それに携わる先生のドキュメントを放送していた。場所は、全国的にも不登校生徒の多い大阪。様々な事情で不登校になってしまった子どもたちが、学校・教室に必死に戻ろうとするその姿と、それを支える不登校対応専任教員の一年間の活動を撮っている。不登校対応専任教員は、担任、教科を持たず、まさに文字通り、不登校生徒の専任だ。家庭の中まで深く入り込み、子どもたちが真に不登校となり続けている原因を追う。そして、あせらず、せかさず、じっくりと子どもたちとも、その親とも接し、徐々に学校に、教室に近づけていく。根気と忍耐と体力がいる作業だ。

 家庭に入り込めば入り込むほど、学校の世界だけでなく、子どもたちが深刻な家庭環境にもあることが多い現実が見えてくる。そんな中で、誰にも必要とされていないと感じている子どもたちに、誰かが自分のことを気にしてくれていると感じさせてあげること、そして、子どもたちが前向きになれる材料、すなわち夢をいかに持たせていくか、そこに苦心しているように感じた。全国では、小中学校で約12万7千人の不登校の児童生徒がいるという。今日、入学した新入生たちが、そんな辛い状況下になることのないよう心から願いたい。

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投稿者 boss_blog : 2008年04月07日 23:00

コメント

不登校専任教員まで置いて登校をうながすことが、学校や教員の仕事なのだろうか…。そもそも家庭の問題を学校や教員が解決できるのだろうか。もちろん不登校の原因に学校のあり方や教員の対応がある場合も多いだろう。そこでしなければならないことは、学校や教員の改革であって、それにノーと意思表示をしている子にいくら働きかけても、根本的な解決にはつながらないのではないかと思えてしまう。
母校の中学校のかかえる問題は、不登校の子ども由来の問題ではない。学校や教員、そして子どもの親が抱えている社会的な問題であり、それを解決できるのは、やはり政治ではないだろうか…

投稿者 masa : 2008年04月12日 00:15

久しぶりに見たら写真が大きくなっていてびっくり、いいんじゃないですか?D60フル活用期待してます!あと老眼に近づきつつある身としてはもう少し字が大きくなると言うこと無い?

投稿者 高橋千秋 : 2008年04月12日 07:04

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