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2006年08月01日

いやあ〜驚きましたあ!

 いやあ〜驚きましたあ。突然の事故でしたんで。名張地区の広い範囲で、水道水が濁るという事故。今、十二時前だけど、現場から帰ってきたところ。テレビのニュースでも、流れていたそうな。全然知らなくて、たまたま市内瀬古口を車で走っていると、給水車が止まっていて、住民のみなさんがバケツやタンクを持って水をもらっている。何事が起きたのかと、車を止めて聞いてみると、瀬古口だけでなく、旧町全域で水道水が濁り、使えない状態とのこと。

 状況確認にと水道部を訪ねたが、大パニック状態。電話は鳴りっぱなしで、職員のみなさんも対応に追われている。新たに作り直された大屋戸の浄水場での新旧切り替え工事か何かの関係で、水圧が変わり、水道管内部の錆等が配水タンクに流れ込んだらしい、ということまでは何とか情報を得たが、それ以上、尋ねられる状態ではない。というよりは、はっきり言ってお邪魔である。こんな時は、迷惑を掛けたり足を引っ張らないようにすることが大切なり。と、そんなところに、知り合いの業者さんが給水の応援に来られ、人手が足りないというので、給水車に同乗して、お手伝いすることにした。

 水道部に指定された上八町で、住民のみなさんに水を分ける作業を手伝う。こんな時には、普段気付かないことが見えてくるものだ。まず感じたのは、ほとんどの方が、水を入れるポリタンクを持っていないこと。防災用品でよく言われてたりするものだが。7割が、ペットボトル、残りがヤカンやナベ類という感じ。それと、ペットボトルにうまく給水するのには、ジョウゴが必要だ。たまたま近所の方が持ってきてくれたので、しばらくお借りした。さらに、給水車のところまで、行けないというお年寄りの方がいるという。これは、大きな問題だ。別の班で対応してもらったが、情報伝達や給水希望の意思確認の課題は残る。

 危機管理の難しさを痛感した。これが、予想される東海・東南海地震だったら、どう対応できただろう。情報伝達や指揮命令系統、職員の連絡手段など、見ているだけでも改善点が多くあるように感じた。いい教訓にしてほしい。最後に、FMと併せて急遽テレビでのアナウンスを対応いただいたアドバンスコープさんには感謝します。

投稿者 boss_blog : 2006年08月01日 23:45

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