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2008年11月13日

気分は最高    NO.578

 エエ天気でしたねえ〜。快晴の中、今日は伊勢のサンアリーナまで出向きました。雲一つない青空と紅葉の山々の間を、高速で走り抜ける気分は最高。イイ気分転換になりました。サンアリーナでは、「第11回全国農業担い手サミット in みえ」が開催されていました。日本の農業も、そして、その後継者、担い手も大変厳しい時代ではありますが、そんな環境の中で、知恵を出し合い、切磋琢磨し、地域の農業を必死で守ろうと努力を重ねている人々が一堂に会して、情報や意見の交換を行う催しです。皇太子殿下も出席をされ、お言葉を頂戴しました(なかなかの厳重警戒でした。携帯電話、カメラ、すべてアウトです。よって写真はありません。さらに、着席したら移動不可でありました)。

 さて、昨日は連日のように津へ。救急医療体制調査特別委員会に出席。健康福祉部からドクターヘリの導入検討についての説明がありました。ドクターヘリは、医師や看護師が同乗し、現場から救命救急センターまで、治療しながら搬送するもので、13の道府県で導入されています。治療開始までの時間が圧倒的に短くなること、そして、そのことによって生存率も大きくアップします。三重県も、今年から、導入に向けて検討を始めています。

 ヘリの運営は、国の補助金もあり、1億数千万円で可能となりますが、問題はやはり、医師や看護師を中心としたバックアップ体制にあります。緊急時に、即座に対応していくためには、ヘリスタッフとしての医師や看護師を常に待機させておかなくてはなりません。理想は8人+8人体制といわれますが、最低でも4〜5人は必要かと。な〜んだ、それくらいの人数なら何とかなるだろうと思いきや、それがままならない。そう、三重県の医師不足のレベルはそんな状態、まさに崖っぷちなのであります。

 しかし、何とかドクターヘリは実現をしてもらいたいもの。国の調査では、30分以内に救命救急センターまでたどり着ける人の割合が、三重県の場合は人口の22.5%にしかすぎず、全国でもワースト4位。南北に長い地理的な問題もあるのでしょうが、この解決は急がれます。ドクターヘリに対応する医師や看護師の確保は、基地病院だけでは成し得ない状況も想定されるので、病院間の連携が大きなポイントとなりますし、また、愛知や大阪などの隣接する府県との連携(協同運行も含めた)も重要になってくると思います。

投稿者 boss_blog : 2008年11月13日 23:13

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