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2007年11月23日

♪時間よ止まれ!       NO.373

 今日から3連休。秋の行楽シーズン。お出かけ組、近場組、自宅節約組、仕事組、といろいろありましょうが、なにわともあれ、いい週末でありたいところ。ワタシは、まもなく始まる第4定例会(11/28〜12/20)で一般質問をするので、その準備に忙しい。ゴルフコンペや会派研修会などでバタバタしていているうちに、一服する間もなく定例会に突入してしまう感じ。少し、落ち着いてたまっている仕事の整理もしたい。♪時間よ止まれ!(YAZAWAです・・・)。

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※美旗市民センターまつりにお邪魔してきました

 先般の東京出張の際の詳細報告をお約束どおり。

 「太平洋新国土軸推進府県議会議長連絡協議会」(名前がなが〜い)の研修会は、「太平洋新国土軸をどのように生かすか」という演題で中京大学総合政策学部の奥野信宏教授が講演された。「太平洋新国土軸は、日本の物流にとって喫緊の課題。経済が動かないところまで、差し迫っている」と危機感を強調されていた。愛知県渥美半島から三重県の鳥羽・伊勢までを結ぶ伊勢湾口道路も、この計画に含まれている。太平洋新国土軸については、太平洋新国土軸構想推進協議会のホームページがあるので参照を。

 「都道府県議会議員研究交流大会」は、第1部が道州制をテーマにしたパネルディスカッション。第2部は5つの分科会に分かれてのディスカッション。第3部が交流会という構成。

 第1部では、6人のパネラーがコメント。先日、ワタシが分科会長をつとめる三重県議会の道州制検討会に講師としてお越しいただいた経団連の井上洋氏もパネラーとして参加されていたので、後で、お礼に伺う。パネラーで興味深かったのは、元自治省事務次官の松本英昭氏の話。戦後、高度経済成長とともに、都道府県の区域を超える広域行政需要(たとえば、水資源、幹線道路整備、大都市圏整備など)が拡大したが、都道府県の権限を国に引き揚げたり、国の権限を新たに設けたりして、結局は、国が仕事をとってしまったのだという。同じく、先般から、三重県議会の道州制検討会に講師としてお越しいただいた中央大学の今村都南雄教授が指摘されていた「果たして今、道州制を導入してまでこなすべき広域的課題があるか」というお話と、ある意味、繋がっているような気がしておもしろかった。
 
 第2部の分科会では、少し具体的な議論に。民主党の東海州議会でもお世話になった名城大学の昇秀樹教授からは、道州制の具体的な議論になると、州都になりそうなところの知事は賛成し、州都になりそうにないところの知事は反対する。しかし、州都は必ず大都市である必要はなく、現に、アメリカでは、わざと大都市を外している。ニューヨークしかり、ロスしかり。全体を考えるには、こうしたやり方もひとつだと。また、「市町村合併をして何かよかったことがあったか」という意見があるが、「市町村合併していなかったらどうなっていたか」、ひいては「道州制をやらないとどうなるのか」ということも考えるべきだと厳しいコメントもいただいた。

 まだまだ、書きたい内容もあるけれど、切りがないのでこの辺で。おやすみなさい。

投稿者 boss_blog : 2007年11月23日 20:58

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