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2007年10月17日

見事なまでの連敗       NO.346

 いやあ〜見事なまでの連敗です。ブログも阪神も。昼間は目一杯、議会や委員会、夜は会合の連続で、ゆっくり(しかもノンアルコールで)PCの前に座るのも久しぶりとなってしまった。悪しからず。まあ、我がタイガースは来シーズンに期待しませう。

 本日は、津にて予算決算常任委員会に出席。知事から平成20年度の当初予算調製方針や県政運営方針等の説明があったあと、病院事業庁や企業庁の決算認定議案等を審査した。20年度に向けての財政状況も相変わらず厳しい。平成15年度決算と平成18年度決算見込みを比較すると、地方税は389億円も増収となっているが、一方で地方交付税と臨時財政対策債の合計額は、647億円マイナスとなっている。働けど働けど我が暮らし楽にならざり・・・ですか。自治体の自助努力ではどうにもならないことが、日本の政治には多すぎる。抜本的な税制改革を望みたい。

 さて、なまけた分のご報告をまとめてやっちゃいます。時間のある方は、お付き合いを!


10/12

・第61回芭蕉祭(伊賀市)に出席。教育警察常任委員長ということで、議長代理であいさつをさせていただく。

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※伊賀市の森野県議と珍しく?ツーショット!

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 現代は、心の豊かさを失ってしまった時代とよく言われる。確かに、悲観的にならざるを得ない事件や事象も多い。でも、できれば前向きに考えたい。再び心の豊かさを取り戻す時代が今始まるのだと。心の豊かさを求めて、あるいは、自分探しのための心の旅に、それぞれが出る時代だと。そして、ひょっとしたら、芭蕉は、そうした旅路のずっとずっと遙か先を、今も歩いているような。そして、旅の途上に、俳句という数多くの道標を残してくれている。わたしたちは、その道標を頼りに、また、心の旅が続けられる。

俳聖殿を前に座っていると、すっとさわやかな秋風が顔を撫でた。その瞬間そんな思いがした。


10/13

・民主党議員ネットワーク幹事会(津)に出席。
・相可高校創立100周年記念式典(松阪市民文化会館)に出席。こちらも、議長、副議長が出席できないということで代理出席。測量士合格が日本でトップクラスの農業土木科や、「まごの店」で有名な食物調理科などを持つ相可高校は、県下のみならず、全国的にも評価の高い高校(06.7.13のブログを参照くだされ)。同じ三重県民として、誇りに思える。地域の生徒が減少し、再編活性化の嵐に巻き込まれているが、活気活力あふれるモデル高であり続けてほしい。

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10/14

・名張市女性消防隊 第18回全国女性消防操法大会出場にかかる壮行会(水防倉庫前)に出席。みなさん、がんばってくださいね。
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・地元百合が丘地区のスポーツ・フェスタへ
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・薦原地区の運動会へ
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・県道赤目滝線の復旧工事現場
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※今後も落石の恐れのある法面上部の岩を落とす作業。この作業は、ホントに危険を伴う。事故のないようにしてください。ユンボを上部にあげていくために、およそ3,000立方メートルの土がダンプによって運ばれた。大変な作業です。開通まで、今、しばらくご辛抱を。


10/15

 教育警察常任委員会第1日目。朝から、警察関連を済ませたあと、午後からいよいよ、お知らせしていた、特別支援学校設置の請願に関わっての参考人招致を実施。いやあ〜、準備等大変でしたが、非常に有意義、かつ、いい勉強が出来た時間でした。詳細は、三重県議会のホームページ内にある教育警察常任委員会(10/15分)の動画記録があるので、是非、ご覧をいただきたい(記録の1時間46分を過ぎたあたりから)。

 4人の請願に関わっていただいた方、保護者のみなさんのお話は、本当に切実なもので、問題となっている西日野にじ学園は委員会で訪問し、現場を見させてもらっているものの、あらためて、生の声として聴かせていただくと、その大変さがよくわかった。特に、バス通学は遠距離で長時間になっていて、バスに乗るまでの時間を含めると2時間にもなり、子どもたちの水分調整までして乗車させているとのこと。学校に着いたら、子どもたちもぐったり。もちろん、下校してから地元での活動などする時間も体力も残っていないと言う。やはり、地元、地域の中で通学できる学校があるべきなのは、誰もが望むところだ。

 そういう意味では、鈴鹿にも、桑員にも、受け皿が必要なのは言うまでもない。今の、支援学校の配置は、あきらかにバランスを欠いている。ただ、何度も書いているけれど、地域の中の受け皿は、セパレートではなく、共生共学(共に生き共に学ぶ)が理想だと思う。保護者のお一人の方の発言で、印象に残るお話があった。「中学までは、子どもを地元の中学に通わせていた。みんなの中でいたからこそ、得たものがある。先生もよくしていただいたが、何より同世代の子どもの声と動きが、一番いい刺激になった。子どもはいずれ地域に残る。高等部でも地元に行きたい」と。

 特別支援教育のあり方や支援学校のあり方について、少し大局的な見地からご意見をいただきたいと、お二人の有識者からもご意見を頂戴した。兵庫県三木市立教育センターの特別支援教育コーディネーター 佐藤豊先生からは、「ハコモノを作ってもすぐ限界が来る。しかし、一方で、そうは言っても希望者は増える。全国どこでも悩ましい。ただ、保護者のみなさんは、地元の学校で学ぶイメージが持てない。地元で学ばせたいが・・・無理だと思ってしまう。支援学校の選択はプラス思考の選択とはいえないのでは。兵庫県では、障害者も健常者もALL受け入れ(入試なし)の県立高校をつくった。地域の高校は学力に縛られている。ともに学べる高校が必要だ」とのお話。

 三重大学教育学部教授 荒川哲郎先生からは、「一般高校に支援学級が設置されていない。地域の普通の高等学校に焦点をあててほしい。分離するのではなく、誰もが受け入れられる学校につくり直そう。基本的には、地域の高校を変えていく試みを」とのお話。お二人とも、共生の理念に基づく、インクルーシヴ教育(どの子も受け入れる・排除しないという意味)を訴えられた。委員の中には、理想はそうだけれども、今、直面している現実の中では、まだまだ難しいのではという意見もあった。確かに、そうかもしれないのだが、行政がハードルを自らつくってしまってはいけない気もする。無責任なことは言えないが、やってみれば意外にイージーだったということもあるのでは。

 結果、請願自体は、もちろん、全員賛成で採択された。今の西日野学園の状態は、誰がみてもひどすぎる。緊急対応策がまさに求められる。次ぎに、地域の中に、支援が必要な子どもたちの学べる学校がバランスよく配置されることも間違いなく必要だ。そして、最後に、そうした学校が、共生の理念に一歩でも近づくものでありたい。


10/16
・再び、教育警察常任委員会の開催。前日は、結局、参考人招致で時間切れ。予備日を使って、残りの所管事項の調査を実施。県立高等学校の再編活性化整備など10項目にわたって審議。

 

 

投稿者 boss_blog : 2007年10月17日 18:30

コメント

15日の教育警察常任委員会の参考人招致にご尽力いただきありがとうございました。録画中継を見せていただきました。その感想と意見を書かせていただきます。
兵庫の先生なり大学の先生のおっしゃることについてもっともだと思いましたが、早急の課題である今回の請願との接点はわかりにくかったように感じました。
お二人のお話は何人かの委員さんもおっしゃっていましたように理想だと思いますし、今後の施策の方向性としてはそちらに向かうべきだとも思います。この点について委員さん方の間でも一定コンセンサスがとれているようにも感じましたが・・・。
それなのに、委員会として三重県の「特別支援教育」をすすめる中長期の計画にさえそんな方向性を求めないことについては残念に思いましたし、不思議にも思いました。
私は特別支援学校で学ばざるを得ない子どもたちの数が減っていくような施策をこそを求めたいと思います。
暫定校舎やスクールバスの整備などの緊急対応は必要だとは思いますが、この請願を受け「特別支援学校」を増やしていくことが、その理想の方向と同方向にあるのかどうかについてはもう少し時間をかけて検討していただきたいとも思います。
北川先生のますますのご活躍に期待いたします。
初めてのコメントでの失礼はお許し下さい。

投稿者 しらかわ : 2007年10月19日 16:20

しらかわ様 コメントありがとうございます。お話のとおりと思います。ワタシも含めて、お恥ずかしいことに、特別支援教育のあり方や特別支援学校のあり方について、議会の中で真剣に議論になったのは今回がはじめてだと思います(もちろん、意識の高い個々の議員の発言は議会や委員会でありましたが)。請願がそのきっかけをつくっていただいたと思います。委員の中にも、意外にまだまだ支援学校さえ地域に立てればいいと思っている方もいます。また、委員会の委員は、51名の議員のうち、わずか9名。残りの42名はと言えば・・・。特別支援教育のあり方や特別支援学校のあり方の議論は、まさにこれから。地域の中に、誰もが学べる学校がある。ここまでは、共通認識ができます。その学校が、特別支援学校に代表されるような分離教育ではなく、まさにインクルーシブ教育となる形にどう持って行くか。形は明言できませんが、何らかの形で、議会の中で議論の場を持ちたいと思います。また、いろいろとご教示ください。

投稿者 ひろゆき : 2007年10月20日 00:31

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