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2007年10月08日

癒され度120%!      NO.342

 世間は、どうやら3連休だったよう。みなさん、いい休暇をとっていただきましたあ?ヒガミではありません。もち、オレは仕事してたぞう〜なんてイヤラシイことを言うつもりもありません。人間、休まなアキマヘン!休みを上手にトルのも能力のうち。ゆっくり休みをとって、また頑張りましょう。

 秋深まるどころか、何となく蒸し暑い日が続く。一旦、長袖のカッターに袖を通したものの、再び半袖に戻ってしまった。そんなワタシの今日のカーライフのお供は、クラプトンの「ピルグリム」。忙しい中、短時間でストレスを解消し、癒された気分になりたい。そんな時に、このアルバムは打って付け。お勧めは、9曲目の「ボーン・イン・タイム」。クラプトンに興味のない人でも、癒され度120%!エエ曲です。買ってあるCDが輸入盤だったので、資料がない。ネットであたってみると、な・な・なんと、この曲の作者はボブ・ディランであった。どうやらカバー曲らしい。

 本日は朝から、「デーサービス青蓮寺」のオープニング式典に出席。場所は、以前、レストラン(トム・ソーヤ)があったところ。青蓮寺湖(ダム湖)を眺望できるすばらしい立地環境にある。人間の回復力や治癒力は、自然環境豊かなところであれば、さらに強くなる。そんな環境を十分に活かして、名張市の高齢者福祉の大きな拠点の一つとなってほしい。

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※浴場からの眺めは最高!ワタシもサービスを受けたい!?

 明日から、また議会が続く。明日の一般質問が終わると、いよいよ常任委員会の開催となる。今定例会で、ワタシが所属する教育警察常任委員会では、特別支援教育や特別支援学校のあり方が議論の課題となりそうだ。県下各地で(おそらく全国的な傾向と思われますが)、特別支援学校の入学希望者が急増している。特に、高等部への集中は顕著で、9月に実施した県内調査で訪問した四日市の西日野にじ学園などでは、校舎整備が追い付かなくなっている。遠方からの長時間通学を強いられているスクールバスの問題も対処が求められる。今回は、桑員や鈴鹿から、新たな特別支援学校の整備を求める請願も出されている。この対応策をしっかりと委員会では議論しなくてはならない。

 ただ、この議論の中で忘れてはならないのは、「本来あるべき特別支援教育や特別支援学校のあり方とは」、と言うことをしっかりと捉える必要があることだ。もちろん、今の北勢を中心とした状況は、整備の必要が高いことは間違いない。しかし、特別支援学校の拡大は、一方で共生の理念からは離れていくリスクを伴う。特別支援学校の、特に、高等部への集中は、ハンディを持つ子どもたちにとって、受け皿がそこしかないということをも意味している。本来なら、地元の高等学校へ一緒に入学し共に学びたいと思っている。現に、小学校や中学校で、みんなと一緒にやってきた子どもたちはそう考えるのが自然だ。しかし、入試というハードルはあまりにも高く、現実の壁は大きい。こうしてセパレートされることは、ハンディを持つ子どもたちにとっても、ハンディを持たない子どもたちにとっても、互いに学び合い、互いに助け合う機会を失い、決して望ましい形ではないのではないかと。

 こうした視点を失うことなく、県教委には、まずはあるべき特別支援教育や特別支援学校のあり方を示した上で、県下全体を見て必要な支援学校の整備計画を示してほしい。共生のための工夫は、知恵を絞れば可能な施策もあると思う。委員会としても、今回は、有識者を参考人としてお呼びし、意見をいただくこととした。日時は、明日決まりますが、時間のとれる方は是非、傍聴ください。

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投稿者 boss_blog : 2007年10月08日 23:22

コメント

「特別支援教育」の概念自体が変節を繰り返しているのが原因。世界はインクルーシブ(完全統合)に完全にシフトしているのに、日本はいまだに別学・分離でノーマリゼーションなどと遅れたことをやっと言いはじめたところ。時間と場所と内容を共有してこそ、相互理解が深まるのは当たり前。分けておいて「仲良くしましょうね」って、矛盾してますね。
特別支援学校を解体して、県立高校に少し予算をつけるだけで、ランニングコストは大幅ダウンですよ。
ついでに高校入試もなしにして全員入学できるようにすればいいのに。

投稿者 masa : 2007年10月09日 01:47

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