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2006年10月28日

太秦映画村ではありません・・・秋祭りです!  NO.90

 昨夜は、名張の秋祭り宵宮。お呼ばれということもあって、お酒もいただき、ほろ酔い気分。よって酒気帯びブログは、いかがなものかと(勝手な解釈ですが・・・)お休みをさせていただいた。すみませんです。きのうは、津にて、午前中「新政策議員フォーラム三重」の定期大会、午後は「連合三重」の定期大会に出席。その後県庁に出向き、医療施策について健康福祉部からヒアリング。終わり次第、地元名張に急行したが、午後3時からの頭家主催の宴席に大遅刻となってしまった。お詫び方々、酒をついでまわったが、口にモノを入れる暇もなく、お酒ばかりいただいてしまったので、一気に酔いが回ってしまった。

 「お春日さん」の名で親しまれている宇流冨志祢神社の秋のお祭りは、北出(旧北出村、現朝日町)、南出(旧南出村、現南町)、平尾(旧平尾村)、町(旧簗瀬村)の4つの講で支えられている。それぞれの講から祭りの「年頭子」が選ばれ、27日・28日を中心に、神事が執り行われる。今年の町の頭家は、中町の上杉さんち(お花屋さん)だ。午後7時に、全員かみしもに着替えて上杉家に集合。御神酒をいただいた後、決め事になっている、お団子が3つ入ったお吸い物を竹の箸1本でいただく。それが済めばいよいよ出発だ。

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 竹の箸は、そのまま耳にさして、一行は松明を先頭に新町の愛宕神社に向かう。、昔この時だけ町民に武士の格好が許されたと言われ、この竹の箸は刀の代わりを意味したそうな。道中は、「ネンドネンドィワーイ」っぽく聞こえる掛け声をあげながら練り歩く。「年頭子を祝う」という意味からきているらしい。愛宕神社に着くとしばらく一服。獅子舞の奉納などの神事が行われる。少し前までは、2頭の獅子舞をまわしてもらっていた記憶なのだが、いつの間にか1頭に。残していただいているのは、北出?南出?どちらにしても、何とか保存してもらいたいもの。一通りの神事が済めば、今度は一路、宇流冨志祢神社に向かう。

 お春日さんでは、全員甘酒を順番にいただき、全ての神事を終える。全行程約1時間半あまりの神事だ。町の講は、昔から約30数軒の講員で保たれてきた。今は、新規の講員さんんも加わって40数軒になっているようだが、年々この頭家の引き受け手が少なくなっている。周辺の旧村の祭りは、年々簡素化が進んでいること、また、区民と祭りを行う講員とがほぼ同一なので、継続しやすい環境にある。しかし、町の場合は、全体をわずか40数軒で仕切っていることや、商売屋さんが多いため、ついつい派手になりがちな傾向があり、頭家の引き受け手がなかなか決まらない。

 そういう我が北川家も、この町の講員の一軒だ。82歳のオヤジが年頭子を受けてから、頭家をやっていない。ワタシも、百合が丘に出ている身。随分と不義理をしてしまっている。このあたりで一度、数年先にでも受けなくちゃと思う。旧町に残る数少ない伝統行事、伝統文化なので、大切に守っていかなくてはと思う今日このごろ・・・。

PS:本日は、朝一に地元警察署と懇談。午後は津にて、三重県私学大会、民主党幹事会等々に出席。以上でした!

投稿者 boss_blog : 2006年10月28日 22:32

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