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2006年09月25日

人生も一緒!?

 街のあちらこちらでキンモクセイの香りが漂う。う〜ん、秋やねえ〜。そのうち、あっと言う間に寒くなる。過ごしやすいイイ時期は一瞬だ。人生も一緒やね。イイ時期は一瞬で、あとのほとんどの時間は耐えてばかりのような。悲観主義的発想か・・・。まっ、そんな気分になるのも、秋のせいかも。

 先日(20日)の野呂知事の記者会見では、県議会が進めている「議会基本条例」に対して、たいそう警戒感をお持ちのようだ。確かに、議会が従来の「議決・監視・評価」という機能だけでなく、新たに「政策の提言・立案・決定」という機能を充実させようという事は、首長としては、その権限・機能を浸食されると懸念するのは当然かもしれない。ワタシ自身も、まだまだ勉強不足で、どの範囲まで踏み込んでいいものか、きちんとしたスタンスを掴んでいない。

 しかし、そもそも二元代表制の議論が出てきたのは、首長のあり方がここ十数年で大きく変化したことにあると思う。自治体の首長は、国政のように議院内閣制とは異なり、住民から直接選ばれる。権限までそのとおりとはいかないが、ある意味、大統領的な存在であり、そのことに気付いた多くの首長が、新しい取り組みを始めた。住民と直接対話する。多様なツールを駆使して広聴活動を行う。パブリックコメントしかりインターネットしかり。政策立案も住民参画のもとに進める。多様な団体をとおして評価活動も行う。こうして改革派と呼ばれるような多くの知事や市町村長を生み出してきた。

 そこで問題となるのが議会だ。そういう流れの中では、議会の存在は薄くなりがちだ。議会などなくとも、住民の意見を反映をした自治は十分行えるのではとまで言われそうなところまできた。それではいけないと危機感を持った議会人が、持ち出した最終兵器?が二元代表制という理論だと言える。要は、いままでの仕事の仕方がマズカッタわけやねえ。しかし、それはそうとして、この二元代表制の議論を深めることは、議会も首長も、自分たちの仕事のあり方を考え、その質を向上させていくエネルギーになることは間違いないと思う。もちろん、そのことが結果として住民の生活の向上に寄与することが大前提だが。今は、まだ、マスターべーションの域を出ていないか・・・? よかったら、議会のHP掲載の素案をご覧ください。

投稿者 boss_blog : 2006年09月25日 17:53

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