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2006年08月10日

ライブドアの取材!?

今日は、私事ですが、父の取材にライブドアニュースのパブリック・ジャーナリスト、長戸稔さんが名張に来られたので、案内をした。長戸さんとは、ついこの間知り合ったばかりだ。(ライブドアといえばホリエモン!初めてお聞きした時は構えてしまった。がしかし、ライブドアは経営者もかわっているし、何よりネットニュースはきちんとした報道機関と見受けた)。6月の定例会での一般質問でワタシが、知事が開いている「みえの舞台づくり百人委員会」の問題点について質問した時、「全く同感!」とご連絡をいただき、お会いすることとなった(ちなみに、長戸さんも同委員会の委員をされている)。いろいろ意見交換をさせていただいた中で、平和についての執筆活動もされているということから、父の話になり、取材という運びになった。

 父は、今、数少なくなった戦争体験者で、戦艦大和の生き残りの一人だ。18歳で志願して海軍に入り、その後、20歳の時に戦艦大和の乗艦員となり、沖縄海戦に出撃、大和は沈没し、父は九死に一生を得て帰ってきた。戦後61年が過ぎ、今年82歳になるが、お陰さまで今も元気にさせてもらっている。昨年は、戦後60年という節目の年であり、また、映画「男たちの大和」が封切られるなど注目を浴びることが多く、父は多くのテレビや新聞の取材を受けた。その余波が今年も続いている。(今月の市広報の表紙にも出ている、ワタシよりも有名人か・・・(;_;) 今回の取材は、長戸さんの取材のお手伝いをされている今井緑さん、三重大学地域開発研究機構のスタッフ田中愛さん、そして、その助手を務めている三重大学の学生、真野さんが、長戸さんと一緒に来られた。
 
 親子であるが故に、かえって今まで、あまり面と向かって、父から戦争体験を聴くというがなかったワタシにとっては、何となく面はゆい時間だった。今日から、ボス(北川事務所)にインターンシップとして来てくれた三重大の松本和樹くんも連れてきて、一緒に話を聞いてもらった。「こんな貴重な体験談を生で聴かせてもらえるとは思わなかった。充実した時間でした」と言ってくれた。戦争体験の風化が叫ばれる中、若い人たちにこういう話を聞いてもらえて、よかったと思う。どう伝わったかまでは、わからないけれど、戦争の怖さや辛さ、悲しみをほんの少しでも感じてもらえればいいと思う。おやじ、ありがとう。

投稿者 boss_blog : 2006年08月10日 22:52

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